全ての作業を自分たちの手でプロジェクト始まりました!

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2020年の秋、南牧村で染め織りの先生をしている塩田先生と話をしている時にこの企画が上がりました。以前、塩田先生は南牧村で桑を育て、蚕を飼って、絹糸を取って、草木染めをして、作品を作っていらっしゃいました。私が移住する前のことです。

しかし、ケガをしたことがきっかけで桑の管理や蚕を育てることが出来なくなり、しばらく出来ていないとのことでした。

私は2018年に移住してすぐに、近隣の富岡市で開催されている、市民養蚕体験で自宅で100頭の蚕を育てた事があり、その時にお蚕にハマって、それからも個人的に数十頭飼っていました。
養蚕をやりたいという気持ちもありましたが、専門知識もなく、養蚕農家の知り合いも近くにいない、また設備等初期費用がかかるのでなかなか踏み出せない、でも蚕を育てたいという気持ちが日に日に大きくなっていました。

そして全ての作業を自分の手でするという素晴らしいことを復活したいと強く思い、塩田さんに相談したところ、協力してくださることになり、このプロジェクトがスタートしました。

蚕を育てるには、蚕の餌となる桑が必要です。まずは、桑を育てる畑探しから始まりました。

色々な方にお話を聞いたり、紹介して頂いたりして、やっと畑を確保することが出来ました。
その畑は耕作放棄地で土が硬く、そして鹿の通り道になっている場所でした。

手を入れる前の畑

そこを夫や友人と共に耕し、畑をぐるっと囲むように獣害ネットをかけました。

粘土質で石がたくさんあって刃が入っていかない・・・。
獣害ネット完成

文章にするとたった1行ですが完成までに1カ月近く。
硬い土と戦った1カ月でした。(※ほぼ夫と友人がやってくれました。感謝しかありません。)

そして2021年3月の終わり、桜の咲くころに、桑の苗が届きました。

コロナ禍で大勢の方を集めることが出来なかったので、数回に分け、有志の方を募って桑の定植を行いました。

桑の苗は100株、4日で作業が完了しました。

桜が散る中の作業 とても幻想的
硬い土をシャベルで掘るのも力仕事
枝の上部を切って作業完了

そして季節が進み、夏が来て、秋が来て、桑も100株全部が無事根が付き、大きくなりました。

小さな葉っぱが出てきました!
葉っぱもどんどん大きくなりました!

そして秋が過ぎ、冬になると葉っぱが落ちて眠りにつきました。

2022年1月に入り、春に向けて桑の準備の剪定をしました。

そして長い冬を超え、目覚めた桑たちはぐんぐん大きくなり、去年の高さを超える程に大きく育ってくれました。

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執筆者:有賀 八重

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