高齢者レク支援とは
高齢化率日本一である群馬県南牧村にセンターはあります。日本一の限界集落、消滅自治体と呼ばれています。たしかに先行きを考えますと暗くなりがちですが、実際は元気な高齢者が多いです。自分も周りの人も気分よく過ごすためにも元気でいられるに越したことはありません。高齢者レクで健康長寿のお手伝いするのがセンターの役割です。南牧村からの活動なので、サポート範囲は南牧村だけでなく、必要があるところであれば支援していきます。
健康長寿のお手伝い
高齢者レクといいますと、高齢者が受け身になって、その場限りの何かのサービスを受けるというイメージですが、もっと広く考えていきます。日常生活に活かせるもの、主体になってもらうものまでです。それに、たとえば周りの家族の人などが朗らかに笑顔で接してくれるというのも大事なことです。
高齢者にレクレーション
参加するだけで完結するものから、日常生活の張り合いになるようなものまで幅広いラインナップで対応します。最終的な対象者は高齢者です。うまく機能するように、(1)高齢者に直接レクリエーションを実施(担当者の負担軽減の効果もある)だけでなく、(2)担当者の技能アップ、(3)施設や地域のリーダー養成、にも力を入れます。
高齢者がレクチャー
高齢者が自分の持っている様々な知恵や技術、ノウハウをレクチャーする場を作っていきます。高齢者の個人的な楽しみになるだけでなく、たとえば地域社会で、伝統の知恵や技術を引き継がせるという役割を担ってもらうことにもつながります。これほど健康長寿の薬になるものはないかもしれません。
介護者などのレスパイトケア・サポート
高齢者が健康長寿でいられるために、周りの人たちが笑顔であること、ゆとりをもっていることも大事な要素だと思います。レスパイト(Respite) とは小休憩を意味する言葉です。たとえば、要介護者などを抱えた家族や施設の担当者が、一時的に介護から解放され、リフレッシュするための場をつくります。