南牧村と南牧川流域に自生、植栽されている植物にこだわり、植物の命を染めていくのが「南牧ふるさと染」です。
今回は塩田先生が手作りで作った、染物専用のさらしで立体マスクを染めていきます。
南牧村は草木染の原料の宝庫と塩田先生はおっしゃいます。
何気なく見上げた木、足元の葉っぱ、ひとつひとつが原料となり、染める喜びをくれます。
癒しのエネルギーが詰まった植物の染液は、私たちに癒しと安らぎを与えてくれます。
今回の講座では、前半にインタビュー形式で草木染について学んでいきます。
講座というと、いわゆる学校のように講師に向かって椅子を並べるスクリーン形式が多いと思いますが、この講座では輪になってインタビューするように進めていくのが特徴です。
講座では草木染の基本はもちろん、塩田先生が長年染めをしていく中で、こうした方が良かったということや、なかなか聞けない失敗談までお聞きしました。
今回は、茜、マリーゴールド、藍の3つの染液で染めていくので、何色に染めるのか?だけでなく、この色にはこの模様と様々なパターンで完成をイメージして模様を作っていきます。もちろん1色でも、そしてグラデーションなど皆さんかなり悩んで模様を考えていらっしゃいました。
模様が出来たら水通しをして、茜とマリーゴールドは鍋の中へ。
しばらく鍋の中でマスクを浸します。
そして藍を染めていきます。
グラデーションを作るには、全部浸さずにそのまま動かず待ちます。
藍は空気に触れると鮮やかな色がでるそうです。染めては空気に触れるを繰り返してイメージする色に近づけます。
しっかり水洗いをして乾燥したら出来上がりです。
時間の関係で乾いていないので、マスクを持って記念写真を撮りました。
参加者の声
- 丁寧に優しく教えて下さり楽しかったです。
- 体験だど詳しく教えてもらい勉強になりました。(MT様)
- 色々わからない事、初めての事を丁寧に教えて頂きました。とても楽しかったです。
- 色々話が聞けて良かった。(HO様)
- お話が楽しかったです。(YA様)
- 色々教えて貰えて面白かったです。
- とても楽しい講座でした。(宮崎様)
講座詳細
開催日 | 2020年9月26日(土) |
開催場所 | 群馬県南牧村大日向1506-1 |
プログラムの時間 | 90分 |
講師 | 塩田 喜代江 |
参加者数 | 7名 ※新型コロナ感染防止の為少人数にて開催 |