桑の苗木を植えてから1カ月ちょっと。
植えた時は桜が舞っていたけれど、桜の木もたくさんの葉っぱが出てきて、青々としてきました。
畑に植えた桑もたくさんの葉っぱが出てきました。
桑の成長も個性があって、写真のようにぐんぐん伸びて沢山の葉っぱをつけている木や、ゆっくり成長してやっと新芽が膨らんでくる木、様々で見ているだけでも面白く愛おしいです。
愛おしいというと桑を食べるお蚕さん。
3月に6頭だけ頂いて育てていたのですが、その後、繭になり、蛹になり、蚕蛾となりました。
寒い南牧村で蚕蛾になるのか不安でしたが、6頭全部蚕蛾になりました。
蚕蛾になると雄も雌も何も食べません。羽をバタバタさせますが、飛ぶことも出来ません。
交尾をして、卵を産んで1週間ほどで死んでしまいます。
短い一生ですが、今年もお蚕さんのお世話が出来たことはとても幸せでした。繭玉が6個。どんなクラフトにするか考えています。
そして、藍染めに使う藍の苗を頂いたので、畑に植えました。
踏んだり、間違えて摘まないようにネームプレートを付けました。
畑には桑だけでなく、ワレモコウ、ヒペリカム、ドクダミ、ヨモギなどを植えています。
これから綿とホウキモロコシを植える予定です!
南牧村に移住してから草むしりをする機会が増え、これはまさに瞑想だと思っていました。
無になり、頭を空っぽにして、今に集中する。
草をむしった後の爽快感は瞑想と同じ。
そして畑作業は足腰を鍛え、日光にあたり、健康に結びつくことが沢山あります。
五感を感じて、心を落ち着けて、ストレス発散だでなく、体も元気になる。
現代の人々が忘れてしまったものが沢山つまっていると感じています。